飽和脂肪酸：MCTオイル

MCTは、”Medium Chain Triglyceride（ミディアムチェーントリグリセリド）”、日本語では”中鎖脂肪酸”の事です。

中鎖脂肪酸（MCT）は、分子量が短いので消化が速く、グルコースやアミノ酸と同じ門脈から直接肝臓に運ばれ、体内に脂肪として蓄積されずエネルギー運動などでカラダを動かすときだけでなく、基礎代謝で心臓や肺、消化器官などの臓器や脳などは、どれもエネルギーが必要で、カラダは、そのエネルギーがなくならない様にエネルギーを作る回路を、主に２つ持っています。それが”糖質”からの産生経路と”脂肪”からの産生経路です。”糖質（ブドウ糖）”からの産生経路は、即効性の供給源ですが、体内での貯蔵量は少量ですぐに枯渇します。そのため、バックアップとして体脂肪などとして蓄えられた、”脂肪”」からの産生経路が、肝臓で”ケトン体”を作り、これがカラダでのエネルギーとして使われます。

MCTを摂る事で、この回路が活性化し、体脂肪を使ったり、摂取したオイルを使う様になるので、栄養効率もダイエットにも効果的です。